ALL SMILES

社会福祉法人 愛燦会

人のコト

リーダーたちの座談会

現役介護職の座談会

──はじめに、それぞれのリーダー像を教えてください。

黒宮

私は“率先して動く係”であり、みんなの中心となって“範を示す”のがリーダーなのかなと思います。それが疎かになってしまうと、スタッフ同士の情報共有や施設としての機能がうまく回らなくなり、横のつながりも難しくなると思います。
私としては“リーダー”ということを意識するよりも、まずは自分が動く。そしてそれを見てついてきてもらう。そこをサポートし、引っ張っていくのがリーダーの役割と考えています。

稲垣

私が思うリーダーは“まとめる役割”を担う人だと思います。フロアで1つの目標に向かっていくことをまとめるなど。リーダーをやらせてもらってちょうど一年経ちますが、まだ完璧とは言えないものの、目の前のことだけでなく、一歩引いて全体を見る。ということが大切だと思います。

矢田

私が新人のときは、リーダーというのはご利用者様や職員を含むみんなにとって一番良いことを考えられる人だと想像していました。実際に自分がなってみて、それができているというよりも、今の自分がそういう役割を求められているという認識です。やはり一人ひとりをちゃんと見ることができる人がリーダーなのかなと思います。

黒宮

目の前のこともできるけれど、それと合わせて+αのことができるのがリーダーなのかな。

矢田

障がいや児童の分野は全く畑が違いますので、分野によってリーダー像は変わっていきますね。同じ法人ですが、それぞれの施設によって特徴が異なりますし、行事や会議などでお互いの話をする機会がだいぶ持てるようにはなりました。

稲垣

そうですね。研修などがある場合は、今大変なことや取り組んでいることなど、さまざまな情報の共有ができるので、各施設の中身が見えてきますね。そういった機会がもっと増えていくといいなと思います。

──今、各施設で感じている課題は何ですか?

黒宮

それぞれの施設によって大変なことがあり、何とかなる部分と、ハード面で難しい部分があると思います。例えば児童であれば定員が50名+一時保護ですが、毎日一時保護の依頼が10名ほどあります。ただ、すべての子を受け入れることは現実的に難しいですし、無理が生じれば回らなくなってしまいますから。子ども、職員、法人、地域の10年後を慎重に考えなければなりません。そこが、今抱えている大きな悩みであり課題ですね。

稲垣

私のいる障がい者施設は高齢の分野にも移行してきているような感じです。高齢化が進むと今までできていたことができなくなるので、マンツーマンになることが多くなり、高齢者介護が必要となってきているのが現状の課題です。
例えば、一対一でゆっくりご飯を提供できることは理想ではありますが、一人に対する時間もかかってしまうというジレンマも最近特に感じます。転倒する方、嚥下(飲み込み)が悪くなって入院する方が多くなったという報道もよく耳にしますね。

矢田

イメージ

高齢者施設では、個人にあったサービスを考え、今までの生活を継続して施設でも送れるように関わり、一人ひとりに対する時間を延ばしていきましょう、という世間の流れがあります。ただ、人数と時間に限りがある中での提供になってしまうのですが。

黒宮

障がいのご利用者様が高齢者施設へ移行することはあるのですか?愛燦会は児童、高齢、障がいと、一生涯を支えられるというコンセプトがあるのが強みなので。

矢田

保険の移行や特定疾病など難しい話もありますが、障がい者施設にいながら認定が下りれば高齢者施設へ移行というのもある話で実際、愛燦会の中でも今までに障がい者施設のご利用者様が高齢者施設へ何人も移られています。

稲垣

そういうところが愛燦会のすごく良いところですよね。総合福祉を提供できるというのはすごく大きいですよね。

矢田

愛燦会が総合福祉として地域に果たす役割は今後ますます大きくなるのかなと思います。

イメージ

──施設内でリーダーの違いはありますか?

矢田

高齢者施設はユニットが小さいので、リーダーがたくさんいます。ユニットごとのリーダー、ユニットリーダーをまとめるフロアリーダー、フロアリーダーをまとめる統括リーダー、その上に課長がいるので、問題が起こった時はすぐに共有して、適切な対応ができていると思います。

黒宮

児童はトラブルも多いのですが(笑)今、中高生は月に一回意見を言える場を設けるようになりました。児童の中で司会と書記を決めて、自分たちが思うこと、したいことなどを議論しています。職員は一人つくだけです。それをまとめて各ユニットに報告をして、ユニットリーダーのミーティングで内容を精査して、課長も施設長も参加するリーダー会議に上げ、その結果、門限や外出にも変化がありました。

稲垣

施設によって、活発なところと慎重にすすめていくところなど特徴や違いはありますね。

矢田

1つ方向性が決まっても最善かどうかは分からないので、やってだめなら違うことをしようか。と切り替えながらですか。1回でうまくいくことはそんなにないので、リーダーとしてその後追いをどうしっかりしていくかを意識しています。

黒宮

愛燦会は情報を共有できる場が多いので、意見を言うきっかけは十分あると思います。あとは、意見を言いやすいか、言いにくいかです。それはリーダーの環境づくりかなと思います。

矢田

環境づくりといえば、私は結構自由に動けるところにいるので、全部のユニットを朝回ったりとか、勤務が終わる前にうろうろしてみたりしています(笑)

黒宮

私はこちらが提案するよりも、声を掛けたり、よく見るようにしていますね。普段の様子が分かるというのもそうですが。

稲垣

私もコミュニケーションは取るようにしていますね、毎日必ずです。プライベートな話も織り交ぜて、話しやすい環境づくりを意識していますね。

──総合福祉をさらに活かすには、どうすれば良いと考えていますか?

黒宮

まずは交流ですね。これは、異動とは違って、横のつながりができるような交流が増えていけばいいなと思います。お祭りなどのイベントで応援に行くこともありますが、それに止まらず、もう少し深く横のつながりを作れる機会があるといいなと。

矢田

でも横の関係がうまくつながっても、リーダー同士がそうでなければうまくいかない!(笑)

稲垣

そう!だから他施設との交流をもっと増やす(笑) 障がい者の高齢化が進んでいることもあるので、高齢分野の職員に来ていただいて、介護の仕方を教えてもらえる機会があると良いですね。私たちは障がいのご利用者様しか見ていないので、ぜひアドバイスしていただきたいです。

矢田

逆に障がい分野から高齢分野に行ってもいいですよね。人材交流や研修のような。

黒宮

愛燦会は夏祭りとか、地域との交流はすごく盛んですよね。それを職員に置き換えればできそうな気がします。職員間の交流を増やすことが重要ですね。
あとは、総合福祉という他の法人にはない強みを生かして、児童、障がい、高齢という良いサイクルの中でご利用者様の満足につながればいいなと思います。

矢田

そうですね。障がい、高齢、児童の枠を越えて、もっと深く関わっていくことができれば、それが総合福祉の理想のカタチだと思います。

イメージ

社会福祉法人愛燦会へのエントリーはこちらから!!