私達の毎日
あいさんハウス・ぎふに入職して5年経ちました。最初は、グループホーム・あいさんコーポに配属となり、3年目からはグループホームのリーダーを務め、そして、4年目からは多機能型事業所(生活介護・就労支援)のサービス管理責任者となりました。
サービス管理責任者は、ご利用者の状態や意向に合わせた支援計画を立てていきます。その後、実際に支援を実施する職員(生活支援員)たちと打ち合わせをしたうえで、支援計画のもとに支援がスタートします。
個別支援計画は、ご利用者の将来(人生)を左右する計画書でもあり、その計画書を作成するサービス管理責任者の仕事は責任重大だと考えております。一人で抱え込むことはせず、職員と共有することはもちろん、相談支援専門員に相談するなど、福祉資源を活用しながら計画を立て、ご利用者がその人らしさ(個性)を発揮でき、主体性を促しながら充実した生活が送れる・・・そんなサポートを心掛けております。
サービス管理責任者となり1年半。当初の不安は次第に無くなり、仕事が楽しいと思えることが増えてきました。もちろん、楽しいことばかりではなく辛いこともありますが、辛いことを乗り越える度に、自信に結び付いていると感じています。制度含め勉強しなければならないことが多く、サービス管理責任者としてまだまだ未熟ではありますが、1日でも早く「頼られるサービス管理責任者」となるべく職務に励んでいきます。
一日の流れ
- 08:30
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出勤
ご利用者が過ごされているグループホームの夜勤職員から申し送りを受け、共有すべきことを多機能事業所の日勤職員へ伝達します。夜間と日中を確実に連携させるため要点を明確にし、伝え方を工夫するようにしています。その上で、一日の予定や職員のスキルを考えながら職員配置体制の確認を行います。
- 09:30
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巡回
ご利用者の来所時は、前日からの申し送り事項に留意しながら様子をみるようにしています。また、一日を通して、各事業所の現場巡回を行います。ご利用者の気持ちが落ち着かない場面はないか、混雑する中で事故の危険はないか等のリスク管理を行いながら、ご利用者の過ごしやすさや職員の働きやすさを考えて、必要に応じた環境設定を行っています。
- 10:30
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事務業務
書類等の整理を行います。また、ご自宅から通所されるご利用者の連絡ノートを確認し、ご家庭と施設との情報共有に努めています。
- 12:30
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休憩
現場の様子と事務所の様子を確認してから休憩に入ります。
- 13:30
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事務業務
一人ひとりのご利用者の様子を把握し、個々に合った支援を提供できるよう個別支援計画書の作成を行います。
- 16:00
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現場職員との打ち合わせ
ミーティングを行い、各事業所の一日の様子を振り返ります。現場職員から意見を聞いて課題や問題点を共有し、改善のための発信を行います。
- 17:30
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退勤
業務日誌を作成し、翌日の予定を確認して退勤します。
就労継続支援B型では、一般企業での就業が難しい方に、働く機会を提供し社会参加に対する支援を行っています。障がいがあっても様々な仕事に関わり、個々の強みを活かして、できることを増やすためのサポートをしていくことが私たちのミッションです。また、生産活動を通じてご利用者に工賃を支給するため、工賃の向上を目指して、付加価値のある作業を提供できるように考えています。私のこれまでの福祉従事と一般企業での経験を活かし、障がいがある方の「働く力」を社会に活かせるよう、地域や行政機関との繋がりを深めていきたいです。また取引企業様とより良い関係作りをし「win winの関係」になることで、障がいのある方が障がいが無い方と同じように社会で活躍できる、そんな共生社会の一部をつくれるよう努めていきたいと思います。
一日の流れ
- 08:30
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出勤・申し送り
「おはようございます!!」の挨拶から一日がスタートします。まず最初に当日のご利用者の利用予定と個別作業内容を確認します。
その後、職員間で一日の流れを全体共有します。一日の動きを見直す中で、必要な場合には効率よく動けるようなリスケジューリングを心掛けています。
- 09:20
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朝礼
ご利用者と職員で「おはようございます!!」と元気に挨拶を交わして朝礼を行い、ラジオ体操で朝の眠気を吹き飛ばします。朝礼中にご利用者の様子をよく見て、気分や体調の良し悪しを把握しています。
- 09:30
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作業
品質、納期を意識しながら取引企業様から受注した仕事を協力して行います。ご利用者の障がい特性に合わせて治具等の作業補助具を作ること、工程や部材配置を工夫することも職員の役割であり、ご利用者が効率よく集中して作業できるように適宜見直しを行っています。
- 12:00
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昼食
待ちに待ったお昼ご飯!!厨房職員が愛情を込めて作った食事をご利用者に召し上がっていただきます。体調不良のご利用者がいないか見守りながら、午後からの業務に備えて職員も交代で休憩します。
- 13:00
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作業
ご利用者と一緒に午後からの作業を開始します。
- 15:00
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作業終了
ご利用者のおやつタイムを兼ねて一日の振り返りを行います。
ご利用者に、次回も元気に来ていただけるような声掛けを心掛けています。
- 16:00
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事務作業・検品
事務作業や受注商品の残りの作業、検品を行います。商品の質は企業様との信頼に関わるため、「安心して任せられる。」と取引企業様に思っていただけるように、細部にまで気を配って検品を行います。
- 17:30
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退勤
他業種から転職し4年目に入りました。全くの初心者でしたが、ご利用者のことや業務のこと、障がい福祉について勉強する機会を数多く設けていただきここまで続けることが出来ました。
また、2年目にはユニットリーダーとなり、右往左往しながらも皆様に支えていただいて今があります。
グループホームは自宅と同じです。共同生活のため全部を思い通りに過ごすことは難しいですが、ご利用者やご家族が思われている「落ち着いて楽しく過ごしていただくこと」を念頭に置きながら支援しています。そして、「私ならどうしてもらいたいだろう・・・」と常に考えながら行動しています。
その為には、声掛けなどのコミュニケーションを図り、また昨日と変わった様子はないか確認することを心掛けております。
ご利用者とコミュニケーションを図る中で笑ってくれたり、出来なかったことが出来るようになったりすること、イベントを企画し「また行きたいね」と言ってくださることが、とても嬉しく、やりがいに繋がっています。
一日の流れ
- 07:00
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出勤・申し送り
申し送り書類に目を通し、夜勤職員からの引継ぎ事項の確認を行います。ご利用者の様子は毎日異なるため、交替勤務であっても全職員が情報を共有できるようにしっかりと引継ぎを行います。
朝食・身支度
朝食時は誤嚥等に細心の注意を払って見守ります。その後、口腔ケアや着替え、髭剃り等、身支度の声掛けを行い、ご利用者自身ですることが難しい場合には仕上げや介助をしています。
- 07:30
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服薬
間違いがあってはならない業務のため、①薬セット時に複数職員で確認 ②投薬時に日付、名前、用法(服薬時間)を声出し確認 ③投薬後に飲み込み確認 ④空袋の残薬を複数職員で確認 の順に沿って、ご利用者の薬のセットから投薬まで行います。
- 08:00
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見守り
洗濯や排泄誘導、多機能事業所へ行かれる方の荷物を確認をします。同時に見守りを行いながら、ご利用者とコミュニケーションを取っています。思わぬトラブルを未然に防ぐため、見守りは職員同士で声を掛け合い、気を引き締めて行っています。万が一のトラブルの場合には、怪我の程度を確認したり、ご利用者同士の距離を取ったりする等、事後の対応も大切になってきます。
- 09:00
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送り出し
多機能事業所から送迎車が迎えにきます。玄関にご利用者が集まるため、転倒等が起こらないよう安全に配慮し、順番に送り出します。
- 10:00
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掃除
リビングや廊下、各居室等、隅々まで綺麗に掃除します。ご利用者の持ち物が混同してしまわないよう注意し、ご利用者の衣類の整理等も行います。
- 12:00
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休憩
リビングや世話人室で昼食を食べます。一人の時もあれば、他職員と一緒の時には世間話をしてリラックス。
- 15:30
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受け入れ
ご利用者が多機能事業所からグループホームへ帰って来られるので迎え入れます。翌日に備えて、ご利用者の鞄に衣類の補充を行います。
- 16:00
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申し送り・退勤
夜勤者に引継ぎ事項等の申し送りをして退勤します。
私は作業療法士となって15年経ちます。前職では精神科の病院で勤めており、発達障害のある患者様と接する中で、その方が持っている可能性を広げたいと思うようになりました。以前から子ども分野に興味があったため、放課後等デイサービスから就労支援関係まで幅広いサービスを提供しているあいさんハウス・ぎふに入職しました。入職して感じたことは子どものエネルギーはすごいです!テンポも速く、ついていくのに必死です(笑)。自分が教えているようで、実は子ども達から教わることの方が多いです。子どものキラキラした笑顔と、いつの間にかできることが増えていく過程に立ち会えることに嬉しさを感じます。
一日の流れ
- 10:30
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出勤
作業療法の様子や進捗を集約して目標設定や支援内容を考え、スケジュール作成や課題作成等、主に事務業務をしています。
- 12:30
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休憩
午後に備えてエネルギーチャージ!
- 13:30
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ミーティング
利用予定の子どもの確認、活動内容と進行の確認、申し送り等を行います。「○○さん、最近はさみが使えるようになってきた。」「○○くんは皆と合わせて行動できるようになってきた。」等、個々の成長を把握しながら頑張りどころを設定したり、支援方法について職員で意見を出し合います。
- 14:00
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活動準備
作業療法予定の子どもに合わせた個別活動や集団活動の準備、部屋の掃除等、子どもを迎える環境を整えます。職員のスキルアップを目的とした勉強会を実施することもあり、発達障がいについての理解を深めます。
- 15:10
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学校送迎
送迎車で学校まで迎えに行き、「おかえり~!」「ただいま~!」と、子ども達が元気に車に乗り込みます。先生から学校での様子を聞いたり、施設での様子を伝えたりする中で、学校との連携を図ることも欠かせません。
- 16:00
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サービス開始
始まりの挨拶をしてスタートです。あいさんキッズでは、前半は個別課題、後半は集団活動のプログラムとなっており、作業療法は前半の個別課題の時間帯に別室で行います。小さい子どもには遊びを通じて日常生活で必要な動作を育んでいきます。大きい子どもには就労に向けて必要なコミュニケーションや手の操作の練習等をしていきます。後半は集団活動で音楽、制作、クッキング、ゲーム、体操、日常生活動作の練習等を行います。
活動終了後は部屋の掃除、帰りの準備を行い、子どもの送迎時にご家族へ活動の記録をお渡ししています。
- 19:00
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申し送り・片付け
送迎後に一日の振り返りを行い、特記事項を共有します。
- 19:30
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退勤
翌日の予定を確認して、業務終了です!